―人生に活きる心をつくる―
テニスメンタルコーチ
人生という試合のベンチコーチ
Masato Uchida
1987年11月27日、東京都に生まれ10歳から地元のテニススクールでテニスを始めました。
中学に入学し硬式テニス部に所属しエースとして活躍。団体戦では顧問に「何としても(最終戦の)内田まで回せ」と言われていたほど。
高校時代、もともと内向的で消極的だった私は、精神的な弱さが顕著に表れ次第に試合をするのが怖くなっていきました。負けるのが怖かったのです。チームメイトからは「内田は勝って当たり前」と思われていたのも余計プレッシャーとなっていました。精神的な弱さが原因で中学からテニスを始めた同期や後輩にも負けるようになり大きな挫折を味わいました。
何度も仮病で試合を放棄しようと考えました。好きで始めたテニスが嫌になり、義務感だけで続けながら、目立った戦績を残せず高校3年の春にテニス部引退を迎えることになりました。
大学入学後はテニスを辞めようと思ったものの、先輩からの熱烈な勧誘を受け体育会庭球部に所属。4年間チームメイトと苦楽を共にしました。試合への恐怖は拭い去れないながらも自分自身が一番磨かれた時期でした。

22歳、ガス会社に入社。研修期間終了の後、配属先でいきなり自損事故を起こす、顧客の個人情報を現場に置き忘れて事務所に帰る、などミスを連発。
学生時代のテニスを通して、どんなに疲れていてもやらなければならないことがあればやり続ける我慢強さが身につきました。しかし、我慢強さが身についたこと以外、メンタル面はあまり変わっていなかったのです。
次第に新入社員ならではの元気もなくなっていきました。職場の先輩からは「同期の中で一番体育会っぽくない雰囲気だな」と言われる始末。もともと大きくはない私の声がより一層小さくなっていきます。「テニスを取ったら自分には何の武器もない」と強い劣等感を抱くようになりました。ミスが立て続けに起こり、ひどく落ち込んだ日、雨の中で傘を差さず涙を流しながら帰宅したこともあります。
「会社の役に立たない自分でいたくない」「周りに認められたい」
この思いが私にとっての転機になりました。それからは、自己啓発本やビジネス本を何十冊も読みあさりました。
本を読んでいるうちに物事の考え方を知り、心が楽になり前向きに捉えられるようになっていきました。そして本を読めば読むほど社会で必要なメンタルがテニスにも共通していると知りました。
その後、大学の部活を引退と共にやめていたテニスを再開。職場の実業団テニスに所属し、昇格に貢献。本で得たメンタルの知識を実践し精神的に強くなったことを実感しました。そして、脚が痙攣しながらの勝利。相手に3連続マッチポイントを握られながらの勝利。など学生時代にやったことのないような逆転を経験しました。会社生活でも仕事でも高い売り上げ目標をクリアするなど、実績を残すようになっていきました。「このメンタルの知識を学生時代に気付いて日ごろから磨いていれば、どれだけテニスで実力をつけられたか、新入社員で活躍できたか」とテニスでメンタルと向き合う価値を実感した出来事でした。
この経験から
テニスを頑張っている人を応援したい。日常生活で自信が持てない・ストレスで心がもたない・劣等感が強い、など内面の悩みを持っている人をテニスとメンタルコーチングを通して助けたい
という思いで活動を始めました。
スポーツには心・技・体という言葉があります。
心・技・体がすべて備わってこそ高いパフォーマンスを発揮することができる、というものです。
自分のパフォーマンスの為に心・技・体を見つめて結果を出していくという構造は日常生活そのものです。
限られた時間やルールの中でそれらを遂行し、目標や結果などを求めて努力していく。チームメイトがいて仲間とともにさまざまな相手と交渉し、やり合う。これらすべてがテニスと日常生活に共通します。
多くの人にテニスとメンタルコーチングを通してより良い人生を歩めるようサポートしたいと考えています。
【保有資格】
・日本スポーツメンタルコーチ協会認定 スポーツメンタルコーチ
・米国NLP&コーチング研究所認定 NLPプロフェッショナルコーチ
・日本NLP協会認定 NLPプロフェッショナルコーチ
