NIKEのCMに見る 結果を出すために重要なマインド

先日、テレビを観ていたところNIKEのCMが流れてきました。普段はCMは気に留めないのですが、少し気になったので最後まで観てみると、とても秀逸な内容でした。そのCMは、スポーツ選手はもちろん、ビジネスマンなど、あらゆる分野で活躍したい人が持つべきマインドを教えてくれるものです。ということで今回はそのNIKEのCMを紹介したいと思います。
 
 

 
大阪選手はマスコミから様々な質問をされています。
(ちなみに、このCMで日本語の質問内容のレベルが低いことから、日本のマスコミのレベルの低さを揶揄しているのではないかと物議を醸しているようですが、そこについてはコメントしません。)
 
CMでは以下の質問がされていました。
 
 
Naomi, who would you compare yourself? 「大阪選手、今、意識している選手はいますか?」
Who’s your biggest rival? 「最大のライバルは誰ですか?」
Are you a hardcourt specialist? 「ハードコートのスペシャリストと呼ばれていますが?」
Do you consider yourself Japanese or American? 「日本人かアメリカ人か。自分をどちらと感じますか?」
「何か賞金で買いたいものはありますか?」
How do you deal with the pressure of being on top? 「頂点に立つことのプレッシャーとどう向き合っていますか?」
「日本語で答えてください」
Can you win a career Grand Slam? 「生涯グランドスラムを達成する自信は?」
「またこの後もカツ丼を食べますか?」
Don’t you think you should smile more? 「もっと笑顔を見せてみたら?」
 
 
 
これらは実際に大坂選手が受けた質問だと思います。
 
「生涯グランドスラムを達成する自信は?」と聞かれると、頭の中では未来の「結果」について考え始めます。人は結果を意識すると「頑張ろう」と思える半面、プレッシャーや焦りが生じやすいです。
 
 
良いパフォーマンスを発揮するためには生涯グランドスラムの達成を考えるのではなく、自分自身のレベルアップをすることを考えることが重要です。自分のレベルを上げて、最大限のプレーをすることだけを考える。その結果、グランドスラム達成という結果が付いてくるのです。選手に優勝やグランドスラム達成を考えさせるのは余計なお世話です。
 
 
同様に、ライバルや意識している相手を考えさせるのも選手からしたら余計な事。他の選手がどうこうと考えるよりも選手は自分のベストを尽くすことに注力したいのです。
 
 
このようにパフォーマンスを上げる質問ではなく、むしろ悪い影響を与えかねない質問され、選手はそれに答えざるを得ません。「日本人か?アメリカ人?」「またカツ丼食べるか?」などまったく関係のない質問で、「そんな質問に答えているほど暇ではない」と言いたくなるようなものもあります。
 
 
そんなパフォーマンスに悪影響を与えるような質問される大阪選手は、人差し指を口に当て「シーッ」と沈黙を施した後に、サーブを打ちます。
 
 
そしてCMの最後にNIKEのキャッチフレーズ
「Just do it.」で終わります。
 
 
直訳すると「ただやるのみ」。大坂選手のように、マスコミからのどんな質問をされようとどんなことを言われようと、そこには何事にも捉われず振り回されず、自分のすべきことをする。
Just do it. こそがパフォーマンスを発揮するためのマインドなのです。