10代の選手に多い 上手くなれない人のマインド

ある高校の顧問の先生とお話する機会がありました。話の中で生徒がこのようなことをもらしていたとお聞きしました。
 
 
「自分はちゃんとやっている。周りが動いてくれないのが悪い。」
 
 
その生徒は部活の中ではそれなりに実力のある選手。チームがこう動いてほしいとイメージはできていても、なかなかチームが思い通りに動いてくれない、と彼は嘆いていたのです。
 
 
彼の気持ちはよくわかります。しかし、彼のような思いを持っているならプレーヤーとしてさらに成長していくことは難しいでしょう。
 
 
なぜなら、自分自身の足りない部分と向き合うことを避けているからです。上手くいかないのは周りのせい、と自分以外の責任があると考えているのです。
 
 
 
このような自分自身の足りない部分と向き合うのを避けるのは特に10代の選手に多いです。「自分は頑張っている」「周りがもっとちゃんとすれば良いだけだ」と主張します。彼らは自分を守りたいという思いが心の底にあるのです。自分は悪くないんだ、と考えて正当化したくなるのです。そう考えるほうが気持ち的に楽だからです。
 
 
ただ、覚えておいてほしいことがあります。
将来成長する選手はうまくいかないことを「他責」ではなく「自責」にできる選手です。
 
 
「他責」の選手は、それを他人のせいにして、自分自身を省みることをしない。だから周りの不平は言うけれど、自分自身を改善することをしない。「自責」の選手はもっと自分に足りない部分があったと考え、どうすれば改善できるかを考える。
 
どちらが今後成長していくかと考えたら、一目瞭然です。
 
 
「自分はちゃんとやっている」と自負するくらい頑張っているのは良い事です。でも、チームで良い結果を得られていないのなら、自分にも少なからず責任があるものです。
 
だから、安易に「自分は頑張った。周りがちゃんと動かなかったからダメだったんだ」と考えるのはNGです。
 
考えるべきことは「もっと自分にできることは何なんだろう?」ということ。
この質問をいつも考えることができれば「自責」が身に付き、改善を繰り返しす選手になっていきます。
 
 
 
もう少しいうなら、うまくいっていない時は「自責」、うまくいったなら「他責」、と使い分けるといいでしょう。
うまくいっていない時は自分がもっとやるべきことがあった。うまくいった時はチームメイトのおかげ。そう考えられれば人としても選手としても成長していくでしょう。