パフォーマンスを高めるフローの概念

私は以前の記事でパフォーマンスの質は
 
「行動の内容」と「心の状態」で決まるとお話ししました。
結果を出す自分になる為に最初に知っておきたい2つの事
 
 
「行動の内容」というのはその名の通り
 
試験でいい点とる為に勉強しよう。
お客さんに商品を買ってもらえるように○○しよう。
など、行動を決定することです。
 
 
テニスの場合、
サーブはトスを前の方にして、打点を頭よりも前にする。
ヒットするときには、うちわを仰ぐようなイメージでプロネーションを使って打つ。
センターにサーブを打ち込む。
といったことですね。
 
 
それに対して「心の状態」とは何か?
どんな心の状態でいればパフォーマンスが上がるのか?
今日はその点についてお話したいと思います。
 
 
 
 
「心の状態」はフローかノンフロー(フローではない状態)しかない


心の状態を表す概念でフローというものがあります。
フローというのはシカゴ大学の心理学者であるチクセントミハイ教授が提唱したものです。
フローをお堅く文字にすると、
ある物事に取り組んでいる時に、完全にそのことにのめり込み集中している状態
 
もう少しかみ砕いた表現を使うと
脳科学者の茂木先生は「最もよい集中かつリラックスしている状態」
テニスの杉田祐一選手のメンタルトレーナーを務めているスポーツドクターの辻先生は
「無我夢中で自分の力を全開にはっきできている状態」
「揺らがず、とらわれずの心の状態」
 
と説明しています。
 
辻先生はフローを一言で言い表すなら「ご機嫌」ともおっしゃっています。
 
 
 
いろいろな言葉を使ってしまったので捉えにくい言葉かもしれませんが、
このフロー状態の時は、集中力は高まり、「仕事」や「勉強」「スポーツ」などで、
自分の本来の能力を発揮することができます。
心に余裕が生まれるので、人間関係もうまくいきます。
だから、あらゆるパフォーマンスが高まり、
理想の人生を実現する原動力にまでなるのです。
 
 
 
そうは言っても、フローは特別な状態ではありません。
 
「不思議なほど集中力が高まり、最高のパフォーマンスを発揮した」
「子供の頃に家でゲームをしていて、気づいたら夜になっていた」
「プレゼンが上手くいったとき、思い返せば緊張が心地よかった」
「文化祭の前に、みんなでわいわい準備していたらいつの間にか下校時刻だった」
 
 
こんな経験をしたことはありませんか?
これこそがフローな状態です。
 
 
なんとなくイメージできましたか?
 
 
心は形がないので、捉えにくいものですが。
それをシンプルに言い表したものがフロー。
心の状態にはフローかノンフローのどちらかです。
 

 
フロー状態は上の図のようにイメージすると良いでしょう。
 
完全にフローに向いている時もあれば、
上の図のようにどっちつかずの状態もあります。
 
 
いかに心の状態をフローにするか。
ここが重要なポイントであり、
このコラムやいろいろなコンテンツを通じてお伝えしたいことの一つです。
 
 
私はこれからもテニスというスポーツを通して、
フロー状態になる為の方法やフローを体感できるようなお手伝いをしていきます。